誰でも簡単に無料で高クオリティな画像&動画生成できる「IMAGEN4」とは?その概要と使い方を解説

AI 画像・イラスト
アイ
アイ

クオリティの高い画像が生成できる「IMAGEN4」を知ってる?

イブキ
イブキ

もちろん!動画も生成できるから注目されているよね

アイ
アイ

動画もできるんだね!どんな風に使うのかしら?

イブキ
イブキ

じゃあ今回は「IMAGEN4」の概要や使い方について解説しよう!

「頭の中に思い描いたイメージを、そのまま画像や動画にできたら…」そう願ったことはありませんか?
インターネットの普及により、ビジュアルコンテンツの重要性は日々増しています。ブログ記事のアイキャッチ、SNS投稿、プレゼン資料、Webサイトのデザイン…あらゆる場面で、魅力的で高品質な画像や動画が求められています。かつてはプロのデザイナーやクリエイターにしかできなかった高度な画像・動画制作が、 AI技術の進化により、今では誰でも簡単に実現できる時代になりました。その中でも特に注目を集めているのが、Googleが開発した高性能AIモデル「IMAGEN4」です。そして、その「IMAGEN4」の力を手軽に使えるツールが「Whisk(ウィスク)」です。今回は、AI画像・動画生成の最先端を走る「IMAGEN4」の概要から、初心者でも直感的に使える「Whisk」を使った具体的な使い方や概要などを解説します。

IMAGEN4とは?Googleが開発した次世代AIモデル

「IMAGEN4」は、インターネット検索のGoogleが誇るAI研究の最前線、Google DeepMindが開発した高性能な画像・動画生成AIモデルの総称です。テキスト(言葉)の指示に基づいて、驚くほどリアルでクリエイティブな画像を生成する能力で知られています。IMAGENシリーズは、以下のような特徴を持っています。

テキストからの高精度な生成

入力された言葉の意図を深く理解し、詳細かつ正確な画像を生成する能力に優れています。例えば、「青いリンゴが赤い木になっている画像」といった矛盾した指示でも、その要素を認識して表現しようとします。

リアリティと多様性

生成される画像は非常にリアルでありながら、多様なスタイルや表現に対応できます。写真のような写実的なものから、イラスト、アニメ、油絵風など、幅広いニーズに応えることができます。

動画生成への応用

静止画だけでなく、生成された画像から動きのある動画を生成する技術も発展しており、「IMAGEN4」は動画生成においてもその力を発揮しています。

「IMAGEN4」は、Googleが長年培ってきたAI技術の集大成ともいえる存在で、AIによるクリエイティブの可能性を大きく広げています。ただし、この「IMAGEN4」を直接個人が利用するのは難しく、通常は「Whisk」のようなインターフェースを通してアクセスすることになります。

 

IMAGEN4の使い方(Whiskを使用した場合)

高性能な「IMAGEN4」も、使い方が難しければ意味がありません。そこで活躍するのが、GoogleのAIモデルへのアクセスを簡便にしてくれるツール「Whisk」です。「Whisk」は、「IMAGEN4」の力を誰もが直感的に使えるように設計されています。

Whiskにアクセスしログイン

Webブラウザで「Whisk」の公式サイトにアクセスし、Googleアカウントを使ってログインします。

↓ログインしたら「ツールを開く」からスタート!

 

作りたいイメージを「プロンプト」で入力

ログインすると、画像を生成するための入力画面が表示されます。ここに、作りたい画像のイメージを「プロンプト(指示文)」としてテキストで入力します。

試しに生成してみましょう!

プロンプト:一眼レフカメラを持って微笑む若い女の子、日本人、髪はセミロング、リアルな写真、草原に立っている、優しい風が吹いて彼女の髪をなびかせている

↓出力された画像が以下の2点です。とても自然な日本人女性が生成されました。AIっぽさもなく本当の写真のようですね。

 

↓生成ボタンの横にあるボタンの説明は以下の通りです。AIにアイデア出しを任せたり、写真の縦横比を変更できます。モデルのバージョンは「Best Quality」と「Quality」が選べますが、「Best Quality」が「IMAGEN4」で「Quality」は「IMAGEN3」になります。3と4ではそれぞれに特徴がありますが、「IMAGEN4」を使いたい場合は「Best Quality」になっているか確認しておきましょう。

「IMAGEN4」では、「モデル」「背景」「スタイル」をそれぞれ指定して画像を生成することができます。それぞれを、画面左にあるボックスで指定します。指定はプロンプトで、もしくは画像をアップロードすることも可能です。

この機能を使って画像を生成してみました。
↓各々のプロンプトはこちら

↓こちらが生成された画像です。プロンプト通りの画像に仕上がっています。この機能を使えば、長いプロンプトで指示するのが苦手…、という方でも思っていたものに近い画像が出来上がのではないでしょうか。
ただし、各々で生成された画像がそのまま使用されるというよりは、参考にして新しい画像が生成される感じです。今回で言えば、「モデル」で生成された女性がそのまま使われるわけではないということです。

 

動画を生成する

次は動画を生成してみましょう。生成した動画にカーソルを合わせると「アニメーション化」というボタンがあるので、そちらを押してみましょう。

↓こちらが動画のプロンプトを入力する画面です
画面右上にあるのが、動画の「生成可能回数」で、画面では6回となっていますが、無料プランは月に10回生成可能なので、初めて生成する人はここが10回になっているはずです。


先ほど生成した砂浜にいる女性を動画にしてみます。
プロンプト:女性は微笑みながら歩く、風で優しく髪が揺れる

↓生成された動画がこちら。自然に歩いている動画が生成されました。背景の波も動きがあって、とてもリアルですね。

 

イブキの画像を使って画像と動画を生成してみた

次は既存の画像を使って画像と動画を生成してみました。
プロンプト:「モデル」イブキの画像をアップロード、「背景」ミラーボールの輝くダンスホール、「スタイル」なし
↓生成された画像がこちら。

左の画像を使って動画も生成してみます。
動画のプロンプト:音楽に合わせて体を揺らしている、手をあげて歌を歌っている
↓生成された動画がこちら

歌を歌うイブキができました。ミラーボールもくるくると回っています。

アイ
アイ

かっこいい!

イブキ
イブキ

デビューしちゃおうかな❤️

IMAGEN4の料金プラン

「Whisk」は「誰でも簡単に無料で」利用できることを特徴としており、多くの機能が無料で使えます。ただし、無料ユーザーの場合、動画の生成は月に10回と制限されています。それ以上の動画を生成したい場合は、Googleの有料プランである「Google AI Pro」もしくは「Ultra」へ加入することで、「Whisk」の生成AIクレジットが追加されます。各プランの詳細は以下の通りです。

※動画の生成には1回につき10クレジットが消費されます。

 

IMAGEN4で広がるクリエイティブの未来

「IMAGEN4」のような高性能AIとWhiskのような使いやすいツールの登場は、クリエイティブの未来を大きく変えようとしています。

クリエイティブの民主化

専門的なスキルがない人でも、高品質なビジュアルコンテンツを自由に生成できるようになります。これにより、個人ブロガー、中小企業、教育関係者など、あらゆる人が自身のアイデアを視覚的に表現できるようになるでしょう。

アイデア出しの加速

デザインのアイデアが煮詰まったときも、AIに具体的なプロンプトを入力すれば、瞬時に多様なインスピレーションを得ることができます。AIは単なるツールではなく、クリエイティブな「相棒」となるのです。

制作プロセスの効率化

企画段階でのイメージ共有、モックアップの作成、SNS投稿の素材作成など、これまでの時間のかかる作業がAIによって劇的に効率化されます。これにより、クリエイターはより本質的な「創造性」や「戦略」に時間を費やせるようになります。

「IMAGEN4」は、私たち人間の創造性を奪うものではなく、むしろそれを拡張し、新たな表現の可能性を無限に広げる存在です。

 

まとめ

誰でも簡単に無料で高クオリティな画像&動画生成できる「IMAGEN4」は、まさに現代のクリエイティブシーンにおけるゲームチェンジャーです。そして、その力を「Whisk」があなたの手のひらに届けてくれます。マウスとキーボードだけで、あなたの頭の中にある世界を現実のものにする。この体験は、きっとあなたのクリエイティブな活動に大きな刺激を与えるでしょう。さあ、あなたもWhiskを使って「IMAGEN4」の驚くべき能力を体験し、新しいクリエイティブの世界への一歩を踏み出してみませんか? あなたの想像力が、きっと素晴らしい作品となって目の前に現れるはずです!

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